2012/03/09

Arduinono(アルドゥイーノ)が凄過ぎる所

Arduinoアルドゥイーノ)というのは、自分の様に古くからマイコンに接しているものからすると驚いてしまう製品である。
さらに「オープンソースハードウェア」というジャンルに脅かされる。
これって一昔前に自分がかんがえていた構想と全く一緒、...と書くと、
いかにも自分は凄いとアピールしているみたいになってしまうのでペケ!!
ここ2年程で AVRというマイコンの懐の深さ凄さに驚かされて、史上最高と認定していましたが、
なんと、そのChipを使い開発環境に回路図まで含めてオープンとした事に驚き。

回路と言ってもそれ自体に驚異的な変化球が隠されている訳ではけではないのですが?
基板のパターンとブートローダーまでを書込んだ物を実に爽快なコストで販売したのが凄い、代表的な基板形状は上記の写真の通りで。自分でハンダ付けするなら1000円以下で出来てしまいます。
あとはパソコン Windows/Linux/Mac にUSB接続すれば、マイコンボードプログラムの定番LEDピカピカなどのプログラムを記述動作する事が可能です。
ソフトの開発環境ももちろん無料で Windows/Linux/Macに対応している事も凄い。私が22歳の時に同様の実験を行うには、ボードを全てハンダ受け自作で5000円程度で、2ヶ月位かけて自作で、パソコンの購入/書き込み用のROMライタの制作
などで全て購入すると50万円コースでした。準備に1−2ヶ月、作業開始で物になるのに1−2ヶ月で出来れば天才1年がかりのコースです。
 私は根性で半年でした、Z80という当時の最先端マイコンで7segLED に8という数字が表示された時の感動は格別でした。
ROM容量は2Kバイト RAM 容量は1K バイト、Flashメモリ等まだ存在していませんから、書込んだ内容は紫外線をChipの窓に当てて消去する  EP-ROMという懐かしいTypeの物。小形蛍光灯器具に紫外線管を装着して使っていました。
全て自作でしたが、今以上に完成品と自作での価格差が大きかったんです。

開発言語はアセンブラという物でした。それでも2ドライブのフロッピーディスクでCPMという環境は当時の最先端プロ仕様でした、世の中なんでも出切ると確信した瞬間でした。
それに比べ ArduinoのSPECはあきれるほど凄い
このマイコンボードは完成品でも3000円程度/パソコンは 64bitノートパソコンが50000円以下で購入出来る時代です。
会わせて5万円で当時の数倍の環境が手に入る時代です、望まれていますね、いまも人は...
当時は50万かけてもやってみたいと思ったのが懐かしいです。


動作clockは単純に10倍メモリも数十倍/その他比べる事もばからし引くなるほどとにかく凄いんです。電池でも動作させれるし。

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